The Charlestones
マティア(vo/gt)ジャン(guitar)マテオ(bass)フェデリコ(drums)からなる、イタリアはトルメッツォ出身の4人組。これまでにミニアルバム1枚を制作し、デビュー・アルバム『Out From The Blue』を気鋭のインディペンデントレーベル、モスクワよりリリース。現在も新作を準備中である。2011年にはHeineken Jammin Festivalのメインステージ出演を果たした。
ロックンロールとポップの蜜月が、今再び熱く燃え上がる。
The StrokesやThe Libertinesに代表される、いわゆる”ロックンロールリバイバル”を通過し、テン年代世代が鳴らす最新ロックンロールはUKではなく、なんとイタリアからやってきた。The Charlestonesは、先のリバイバルで先人たちがロックに取り戻したシンプルで率直なサウンドに、イタリアらしいキラキラの陽気さと屈託のないポップさを絶妙にブレンドし、ロックンロールがただ回帰や懐古の類に留まらないことを証明してみせた。 The Verve、Blur、Suede・・おそらくブリットポップ全盛に育ったであろうヴォーカル、マティアの歌唱法、そしてそのセンスの源はThe Viewのストレートなサウンド、The Fratellisのキャッチーさ、さらにはTeenage Fanclubからの影響まで見え隠れするなど幅広い。北欧の清々しさまで香るM-1、眩しいカッティングとダンサブルな4つ打ちのエーストラックM-4、切々と歌い上げる感動バラードのM-8などとにかく良曲、粒ぞろい。やはりどうやってもヒネくれた感じがなく、人柄としてのポップさが滲み出ているように感じるのは、太陽と情熱の国イタリアだからこそなせる技。ロックンロールとポップの蜜月が、今再び熱く燃え上がる。
INTERVIEW
―まずは、自己紹介としてThe Charlestonesについて教えてください。
マティア(ヴォーカル/ギター): セミホロウボディのギターで66年のディラン風の髪型がクールな、リードシンガーのマティア、それからバンドのリーダーでもあるベースのマテオ、昼も夜もモテまくりのドラマーのフェデリコ、リードギターのマルコ。リバプールから来た、ただの4人組だよ。 ―「The Charlestones」というバンド名の由来は?マティア: 2008年にバンド結成した時、まわりが長いバンド名ばっかりだったんだ。それでシンプルな60年代風の名前にしたかった。ちっとも古臭くなんかなくいし気に入ってる。 ―なぜバンドを始めようと思いましたか?結成のいきさつを教えてください。マティア: The King(訳注:エルヴィス・プレスリー)の言葉通り、金のため。それからステージが何より好きだから。 ―アルバムタイトル「Out From The Blue」にはどういった意味が?マティア: ”思いがけなく”とか”いきなり”という意味の『Out Of The Blue』をもじったジョークなんだ。同じ意味で使ってるんだけど、言葉遊びのつもりでこういう表記にしてるだけだよ。 ―このアルバムを作る上でインスパイアされたアーティストはいますか?マティア: ビートルズ!(即答) ―収録曲の中で、マティア自身のお気に入りはどれですか?マティア: 6曲目の「Good Times」、1曲目の「Yesterday Remorse」、それから4曲目の「Westfora Carillon」が気に入ってるよ。 ―他のアーティストの作品で最近のお気に入りはありますか?
マティア:
Noel Gallagher's High Flying Birdsだね。
マティア:
村上春樹の「ノルウェーの森」が素晴らしかったよ。
マティア:
「ウォーク・ザ・ライン」は本当に感動した。 マティア: 何ひとつよくないよ。光るものも見当たらない、いい音もない、いい歌詞もない、コーラスも何もかもがよくない。つまり、いい楽曲はないってこと。 ―そんなシーンにうんざりしてる?マティア: でも本当のロックを奏でる、良いバンドはちゃんといるんだ。The HaciendaやNew Candysっていうバンドはお勧めだよ。ぜひ彼らの曲を聴いてみてほしい。 ―Kasabianと一緒にツアーを回ったことが話題になってましたね。ツアーはどうでした?マティア: もう本当に素晴らしかった!彼らはあんなにもビッグネームなのに、とても友好的に接してくれたし、とても礼儀正しい人たちだったよ。 ―早くも新作が完成間近だそうですが、どんなアルバムになりそうですか?マティア: もちろん最高の出来だよ!古き良きブリットポップみたい。 60年代風の曲があったり、90年代風の曲があったり。あとは素敵なバラードも2曲入る予定。 ―早く聴いてみたいです。次なるプランは何か決まっていますか?マティア: 自身作をプロモーションするために、沢山ギグをやるつもりだ。もちろん、日本にも行けたら最高だね。 ―最後に、日本のファンに向けて一言お願いします。マティア: 日本のみんな、僕たちのレコード聴いてくれたり、グッズを買ってくれて本当にありがとう!これからも応援をよろしくね。日本にも必ず会いに行くから! |
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OFFICIAL WEBSITE
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