2010年あけましておめでとうございます!
THISTIMEスタッフはParaele Stripesのシングル「De:Prototype」、そしてtotosの企画編集盤「Super Shoes」のリリースなど恒例のごとく12月は慌しさに終われ・・このBLOGは所属バンドによるTOP10を選出しているうちにあっというまに新年を迎えてしまいました・・・。
2009年は未曾有の経済危機~不況によって音楽業界自体も大打撃でしたが、素晴らしい才能はいつどんなときにでも産まれるんだなぁと実感した一年でした。
ドメスティックバンドでいえばThe Movie Archivesがギター~メロディックロックの可能性が無限大だということを知らしめた大作「Splendor」が1月にリリース。ここ数年でここまで高い音楽性を示したメロディック・ロックバンドがいたでしょうか?彼らの2010年はまたもや別次元・・・あんなことやこんなことまで飛び出すライブにも期待しましょう。
そしてSkybeaverが4年ぶりのアルバム「The First Countdown」スタートへのカウントダウンと称したアルバム名どおりビジュアルなど一新!!元からのファンが悲鳴を上げるファッションメタル・コンセプト・・・リリース。あの「For A Long Time」のPVのショックはどこにいっても「アレ見たよ~笑」と声をかけられるほどのものでした。新宿のタワーレコードでもチャート3位まで上昇したパワーポップの愉快作でしたね!!ライブ映像はもうみんな見たかな?!
そしてTHISTIMEとしてはCalendarsに続くNew Artistであるar(アル)との出会いも大きかった。出会いから11月にリリースされたアルバム「LOVE LU LE LO」までのタイムラインは濃厚すぎました。繊細で計算しつくされた製作過程から最後に産みだされたのはシンプルで温かい良曲たち。誠実な人柄がにじむ彼らの音楽姿勢に僕らはすっかり惚れ込んでしまっています。透明すぎるクボアツシの声とメロディーがarとして表現されることで聴く側に様々な気持ちを芽生えさせてくれるんです。東京キリストの教会でのワンマンは本人たちにとって大きな冒険でした。ただあの場所に来た人にとってあのライブは言葉がいらないほど素晴らしいものだったと思います。今年もまたリリース、ワンマンなどarの勢いは止まりません。彼らに「勢い」とかそういう表現って似合わないんですが笑 arについてはいろんなサプライズがまた近日発表できそうですよ。
海外勢のリリースも活発でした。POWERPOP ACADEMYに続くNEW LINEはフランスの80sコレクティヴVALERIEと提携してスタートしたnurbs。特にANORAAKの限定プロモーション2枚組アルバムは業界に大きなインパクトを残しました。Minitel Roseはすでにフランスでもメジャーデビューし未来が保証されているかのような状態。海外ではどんどん点と線が結びついていく状況に80kidzら日本のシーンからも若手が台頭してきてますますホットになる予感・・・。期せずしてエイティーズのテイストを匂わせるアーティストを多数リリースしました。Valerieのクルーやコンピ、KEENHOUSEはもちろんのこと80年代のロマンティシズム直としか思えないThe Fpxglove Hunt。年末にEPとアルバムをコンパイルした限定盤をリリースのTigercity。大人気だったThe Orion Experienceなんかもジャケからしてすさまじかったですね笑
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今年は国内の新人も沢山リリースできそうです。
arやThe Movie Archives、Calendars・・・・Skybeaverもリリースあるかも??
いったい今年もどんな名曲にであえるのか・・・・・楽しみでしょうがありません。
一番最初にそんな名曲の原石に触れられるものとして、また一年このBLOGやTwitterを通してみなさんに同様の興奮を届けていきたいです
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