The Charlestones
マティア(vo/gt)ジャン(guitar)マテオ(bass)フェデリコ(drums)からなる、イタリアはトルメッツォ出身の4人組。デビュー・アルバム『Out From The Blue』を気鋭のインディペンデントレーベル、Moscowよりリリース。待望のHeineken Jammin Festivalのメインステージ出演を果たしたばかり。
The StrokesやThe Libertinesに代表される、いわゆる”ロックンロールリバイバル”を通過し、テン年代世代が鳴らす最新ロックンロールはUKではなく、なんとイタリアからやってきた。The Charlestonesは、先のリバイバルで先人たちがロックに取り戻したシンプルで率直なサウンドに、イタリアらしいキラキラの陽気さと屈託のないポップさを絶妙にブレンドし、ロックンロールがただ回帰や懐古の類に留まらないことを証明してみせた。 The Verve、Blur、Suede・・おそらくブリットポップ全盛に育ったであろうヴォーカル、マティアの歌唱法、そしてそのセンスの源はThe Viewのストレートなサウンド、The Fratellisのキャッチーさ、さらにはTeenage Fanclubからの影響まで見え隠れするなど幅広い。
やはりどうやってもヒネくれた感じがなく、人柄としてのポップさが滲み出ているように感じるのは、太陽と情熱の国イタリアだからこそなせる技。ロックンロールとポップの蜜月が、今再び熱く燃え上がる。
Off The Beat
2013/4/24 ¥1980(Tax in) XQER-1045
01.Off The Beat
02.Love Is A Cadillac
03.Energy
04.The Girl Who Came To Stay
05.She Was A Firework
06.Eager Beaver
07.Eager Beaver (Reprise)
08.Let It All Hang Out
09.The Clue
10.Standing In The Prime Of Life